ひとり言

なぜコーヒーに炭酸を入れたがるのか

 

 

なぜコーヒーと炭酸をかけ合わせるのだろう。

いずれかが好評だったという話は聞いたことがありません。数年に1度どこかのメーカーがチャレンジしているようですが、しばらくすると激安で売られたりして音沙汰がなくなります。

新たな炭酸コーヒーが発売されるたびに「美味しいと思っているのか」、「他社の失敗を学んでいるのか」が気になって仕方がない。もはや新製品ださなきゃいけないけど、アイデアが浮かばなかったからやってみた感すらある。

 

どれくらい当たって砕けたのか調べてみたら、思っていた以上に炭酸コーヒーが出ていました。

サントリー「エスプレッソーダ」以来、よっぽど口に合わなかったというか懲りたのだと思うけど、発売情報を耳にしても飲む気にはならなかったようです。

 

  • 2012年 サントリー「エスプレッソーダ」
  • 2014年 UCC「FULL THROTTLE(フルスロットル)」
  • 2015年 ブルックス「モカ インスティンクト」
  • 2018年 サントリー「BOSS TONIC(ボストニック)」
  • 2019年 アサヒ飲料「WONDA CONIC(ワンダコニック)」
  • 2019年 スターバックスコーヒージャパン「コールドブリューソーダ」
  • 2020年 ドトール「コーヒーレモネードソーダ」
  • 2023年 タリーズコーヒージャパン(伊藤園)「BLACK&SODA GASSATA(ブラック&ソーダ ガッサータ)」

 

 

 

約10年ぶりに口にした炭酸コーヒー「BLACK&SODA GASSATA(ブラック&ソーダ ガッサータ)」。飲めなくはないけど、どうしても炭酸の酸とコーヒーの酸味が合わさり悪目立ちする味。

キンキンに冷えていれば酸味が好きな人には丁度いい味なんだろうなと思うけど、時間が経つに連れ酸味が気になってきて、常温に近くなると胃酸を思わせるくらい酸味がキツイ。

冷たくて炭酸が抜けないうちに飲み終わったほうがよさそうです。炭酸飲料なのでそれはそれで飲むのは大変そう。ゲップがでちゃいそう。

 

結局のところ酸味をなんとかしなければ炭酸コーヒーの成功はないと思うけど、炭酸水の性質上酸味やわずかな苦味は避けられないので、そもそもがかけ合わせてはいけないモノ同士とも思えます。

苦味と爽やかさをうまくだせるといいのでしょうか。それともクリームソーダみたいに別個でアイスクリームを乗っけると丁度よさそうな気がするし、無糖を諦めて甘味を足せば飲めるかもしれないけど、甘かったらどの層が買うのかわからないし難しいところです。

 

次また飲みたいかといわれればもう飲まなくていいなと思ったけど、POPのシールを揃えて撮るために3本買っちゃったね。

では、また次回。