ひとり言

68歳の母の血液検査とアンクルウエイトの効果

母は本日、骨粗しょう症の定期検診で血液検査。

検査結果は特に目立った異常はなかったけど、腎機能が少し低くてクレアチニン値がちょっぴり高い。あと肝臓機能のAST値が少し高かったけど正常値になっていました。

 

元々、足を骨折して入院した流れからの定期健診なので、骨密度を上げるべくカルシウムをがんばって摂取してたんです。

当時はカルシウムを取ればとるほどいいと思っていて、そうしたら今度は腎機能が低下してしまいました。

処方されていたカルシウム剤を止め、食事と運動で骨密度を増やす方向にシフトしていきます。

 

体を動かすとクレアチニン値が上がります。

クレアチニンとは、筋肉を動かすためのエネルギーを使った後に出てくる老廃物の1つで、体にとって不要なものです。血液に含まれるクレアチニンは、腎臓でろ過されて尿として体の外にでていきます。

腎機能が低下しているのに、クレアチニンが高くなってしまうのはどうなのよってなるけど、ちょっぴり高い程度なら問題なさそう。

病気が原因でなければ、基本的に若い男性など筋肉が多い人はクレアチニン値は高く、女性や高齢者など筋肉が少ない人はクレアチニン値は低くなります。

うちの母は両足1kgずつのアンクルウエイトつけて歩き回る人なので、値が高いのは十中八九、筋肉由来だと思う。その代わり水分を大量に取っているので、クレアチニンを排出できているのではなかろうか。

 

水分をたくさん取ると、次はクロール値(水分を一定に保つ、浸透圧の調節などに重要な役割)が低いという話になるけど、101~108(mEq/l)が基準値に対し99mEq/lで少し低くても問題ないそうだ。ナトリウム値も基準値だったし。

 

検査結果の紙を見ながらあーだこーだ言ってるけど、医者の先生からは「クレアチニンの値が少し高いですね」としか言われていません。

腎機能が回復しつつもまだ低めだから、クレアチニン値が高めになっていると思っているのだろう。

eGFR(推算糸球体濾過量:どれくらい腎臓に老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示す値)が60(ml/分/1.73㎡)以上が正常値で、母は48.7→50.6→51.7と回復してきています。

腎機能のせいではなく、両足1kgずつ計2kgのアンクルウエイトを6月から付けていることを先生に言ってないから、数値だけ見て判断したのだろう。

 

アンクルウエイトを約3ヶ月間つけた足がこれだ(少し足に力を込めてもらった)

本人曰く、「もっとキレイな足がいいのに気持ち悪い」

母68歳アンクルウエイトを3ヶ月つけた結果

クレアチニンの値が高いのは、筋肉のせい(おかげ?)だろと思わせるには十分なのではないか。

 

骨密度の検査は年1回とのことで、来年の春までどうなるかわからないけど結果が楽しみです。

病院から処方される薬は、カルシウムの吸収を助けるビタミンDのみなので、68歳にしてはかなり健康的なのでは。

では、また次回。