ひとり言

ぐんま名月、見かけたら買って損なし幻の黄色いりんご

ぐんま名月とは

「ぐんま名月(めいげつ)」は群馬県農業総合試験場で「あかぎ」と「ふじ」のかけ合わせで誕生・選抜育成をし、1991年に品種登録されました。

やや大きめのりんごで、黄色ベースにほんのり赤みがかった果皮が特徴です。陽の当たり加減で表面の半分近くが赤く染まるものもあります。

果汁たっぷりで甘みが強く、酸味は少なめ、蜜が入りやすい品種です。

 

収穫時期は産地にもよりますが10月下旬頃から始まります。貯蔵性は「ふじ」などと比べるとあまり良くはなく、食べごろは収穫から2週間から長くて2ヶ月ほどです。

ぐんま名月の栽培面積はそれほど多くなく、収穫量が限られています。

さらに、黄色いりんごは赤いリンゴと比べてキズやスレが目立ちます。検品で弾かれやすく市場に出回りにくいのです。

キズやスレに関しては、ぐんま名月が無袋栽培に適していることも関係しているかもしれません。

だからこそ甘みが強く人気があり、すぐ売り切れてしまうことから”幻の黄色いりんご”と呼ばれることもあるそうです。

 

 

果肉に蜜があってとても甘く、やや硬めの果肉をかじった際に果汁があふれるジューシーなりんごでした。

最近食べた中だと、シナノスイートに似ていると感じました。

どちらも「ふじ」がかけ合わさっているからでしょうか。

 

果皮の着色や見た目は、いつも皮ごと食べているし気になりません。

市場に出回る期間が短いので、見かけたら迷わず買ってみてはいかがでしょう。

では、また次回。