ひとり言

糖度が高かろうがトマトはトマト

苦手なものを食べようと思うのは所詮は気まぐれなんだけど、これはフルーツトマトだから、甘いからといわれれば、子どものように頑なに拒否することはせずに仕方なく食べる程度には大人になりました。

食べたところで、あの苦手なトマトの味やんけ!って分かり切っているのに。

 

糖度がいくつで〇〇並みといわれたところで、そのものなわけないのだからトマトはトマト味でしかないわけ。イチゴ並み、メロン並みなんですよとかいわれると、すり替えてるなーと冷めた目で見てしまいます。

糖度計はBrix値で表示されていて、「水に溶けている固形分の量」の指標で屈折率を見ています。糖だけの量を抜き取って示すものではないとされていて、糖分の他に塩分や酸が含まれている場合があり、糖度計の数値が高いからといって甘いわけではないのです。

糖度計の数値はあくまでも目安であるということを理解していると、私のような糖度の数字に踊らされないぞというひねくれた人間になります。りんごだってクエン酸の割合で甘みと酸味のバランスが変わりますし。

 

結局食べはしたものの、苦手なトマトのままだったことがショックで話が散らかった気がします。私でも食べられるトマトを心のどこかで求めていたのでしょうか。

先日の納豆もそうだけど、トマトもトマトだったし分かり合える日は来ないのかもしれません。だけど、苦手なのは生のトマトの話で、火が通るだけで平気になるのはとても不思議。

トマトケチャップは大丈夫。トマトジュースは無理。

なんなのでしょうトマトって。

では、また次回。