ひとり言

りんご「陸奥(むつ)」を食べる

陸奥(むつ)とは

「陸奥(むつ)」は、1930年に青森県りんご試験場(現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所で選抜育成されたりんごで、交配親は「ゴールデンデリシャス」と「印度」です。

1948年に名称を「陸奥」と発表し、翌年1949年に品種登録されました。

 

陸奥は無袋で栽培すると果皮が黄色~黄緑色になるりんごで「サン陸奥(サンむつ)」と呼ばれます。

栽培時に袋掛けされたものはピンク~赤色に美しく着色し、ふっくらとした形と外見の良さだけでなく味、香りともに良いので進物用としても人気です。海外人気も高く、英語では「Crispin(クリスピン)」と呼ばれ、イギリス品評会では「King of apples」と評されました。

 

外見・味の特徴

果実は400g~500gと大きく形はやや縦長の長円。果皮の色は有袋・無袋の栽培方法によって変わりますが、いずれにしてもサビは無く、しっとり滑らかな表面の果皮です。

収穫の1か月前くらいに袋を外して日光にさらすことで美しい赤色に染める「陸奥」、有袋のまま最後まで成熟させ綺麗な黄緑色の状態で出荷されるものを「シルバー陸奥」、無袋で栽培され日光をたっぷり浴びて黄緑から黄色に日焼けした「サン陸奥」と様々。

 

果肉は黄白色でキメが荒くやや硬めだけど、サクッとした歯ごたえで果汁もあります。ほどよい酸味と芳醇な香りが特徴のさっぱりとした種類のりんご。日光をたくさん浴びている分、サン陸奥のほうが甘さに勝るようです。

 

 

 

10月下旬に収穫が始まる陸奥が8月にあるということは、去年の冷蔵貯蔵されたものでお盆やお中元用のご進物用に卸したものなのでしょう。うちは仏壇に供えてました。

進物用に人気といわれるだけあって外見は美しく香りもいい。ただ、陸奥は栽培に手間暇がかかっている分、お値段がお高め(1,280円たぶん税抜)。

硬めのサクッとした歯ざわりの甘味より酸味が強めのジューシーなりんごでした。いつかサン陸奥も食べてみて、見た目や甘さの違いを感じてみたい。

では、また次回。