ひとり言

海外ではポピュラーな青りんご「グラニースミス(Granny Smith)」を食べる

グラニースミス(Granny Smith)とは

「グラニースミス」はオーストラリア原産のりんごで海外ではポピュラーな青りんご。

1868年にオーストラリアで、名前の由来となったマリア・アン・スミスによって発見された偶発実生とされていて、クラブアップルの一種(Malus sylvestris)に地元の栽培種(Malus domestica)の花粉が交雑して生まれたと考えられているそうです。

スミスはこのりんごを発見した2年後に亡くなっていますが木の苗は受け継がれ徐々に広がり、南半球のほか、1935年頃にイギリス、1972年にアメリカで栽培が始まりました。

 

外見・味の特徴

大きさは中くらいで、形は円形からやや縦長の形。表皮の色は緑色ないし黄緑色。

果肉は硬くパリッとした食感。果汁はそこそこ含まれており、生食だと爽やかな酸味を強く感じられ甘味が隠れてしまうほど。

この酸味と果肉の硬さから加熱調理しても煮崩れにくく、加熱によってさらに香りと甘さが増すため、アップルパイなど加工用に人気のりんごです。また、切り口がなかなか茶色にならないためスライスしてサラダに入れるのにも適しています。

 

 

 

 

 

紅玉と同じタイプの酸味が強く果肉が硬いりんごだけど、紅玉より酸味が強い印象でした。

甘いりんごに慣れている人は言わずもがな、酸味のあるりんごが好きな人でも最初のひと口目は驚く酸味の強さかもしれません。

紅玉と同様、慣れてくるとこの酸味がやみつきになるので、爽やかな酸味の効いた硬いりんごを好む人にはぜひ生食で食べてもらいたい。

では、また次回。