ひとり言

宝くじは当たらないので買うだけ損、少額で妄想だけにしましょう

皆さんは宝くじ買いますか?

私は1度も買ったことがありません。なぜなら当たらないから。

さらには「1等の当たる確率」と「雷に打たれる確率」が同じだとか、期待値がマイナスだからと買うだけ損なことを、ネットの受け売りで知ったからです。

母はジャンボ宝くじを3,000円分買っています。そして毎回、6等300円だったよと残念がります。

その光景を見て「当たるわけないのに無駄な金を使ってるなー」といつも思っていました。

かといって、将来を考えないまま漠然と生きてきた分際の自分がですよ、ネットの受け売りで「損だ!」と頭ごなしに否定するのもダメでしょ。

生活を豊かにするための行動を全くしないくせに、奇跡のような確率だけど、それでも行動を起こした人をバカにしていいものかと思ったわけです。

 

宝くじを買う人は夢を買っている

宝くじを買う時に「絶対当てる!」と気合いをいれて買う人は、そんなにいないと思いたいです。

もし当たったら、欲しいものが買えて、美味しいものが何でも食べられて、旅行に行き放題などと、夢や妄想を巡らせて、当選発表まで待つんです。

夢や妄想を楽しんでいる人に「宝くじは愚者の税金」といった講釈を垂れても、全く響かないでしょう。

むしろお前は日頃遊んでいるくせに、ささやかな夢すら買えないなんてと、哀れに見られるかもしれません。

なので、少額の購入で楽しい時間が過ごせるなら、別にいいのかなって思います。

人の金銭感覚は様々でしょうけど、万単位で購入しようとしていたら私は止めます。本気で儲けようと思い込んでる人も止めます。

 

宝くじは損する仕組み

そもそも、宝くじを買った人は損をする仕組みになっています。

(購入金額の合計)-(経費や自治体の取り分や利益)=(当選者への分配金)

なのだから、宝くじを買った人の当たった外れたを合計すれば、期待値は当然マイナスです。

公営ギャンブルの実効還元率はご覧の通り。

  • 宝くじ 45.7%
  • 公営競技(競馬・競艇など) 74.8%
    (ただし税金を払う必要がありマジメに払うと58.5%相当)
  • toto・LOTOなど 49.6%

総務省資料より

つまり全部のくじを買い占めても、半額しか戻ってこないってことです。

大金を使ってくじを買うのがバカらしくなりませんかね?

 

宝くじの売上は下がっている

宝くじをもっとも購入する年代は60代で、若くなるにつれ購入率は下がっています。

また、宝くじ自体の売上も減少傾向にあり、当たる確率が低い・期待値が低いといった情報が徐々に知られてきました。

若い人は「夢」を買わなくなり、堅実に行動するようになったのかもしれません。

今は何とか宝くじを買ってもらおうと、TVCMの内容も変わってきました。

夢を叶えようや自由を手にしようといったものから「売上が地域貢献になっています」「防災対策や災害支援に使われています」という風に変化してます。

地方自治体の財源になるとはいえ、宝くじを買うことは必ずしも損ではないです、と訴えてお金を騙し取ろうと購入を誘うのは考えものですね。

 

宝くじは「貧者の税金」

お金持ちの人は宝くじを買いません。

低所得の人ほど宝くじを多く買うそうです。

期待値が低いのにそれを知ってか知らずか、楽して一発逆転を夢見るので「貧者の税金」「愚か者の税金」と揶揄されます。

買った瞬間に半分が地方自治体の財源になるので「税金」というわけです。

 

買わない代わりに何かしよう

わざわざ宝くじを買わなくても、自分に投資して成長し、収入を上げようとするほうが可能性はあると思います。

地域貢献をしたいのならふるさと納税もありますし、損するとわかって宝くじを買う選択を選ぶ必要が無いです。

 

少額を買ってエンターテイメントとして楽しむのはいいけれど、人の楽しみをただバカにはせずに、自分はしっかり考えて自己投資をしてみてはいかがでしょうか。

では、また次回。