ひとり言

花粉シーズンが終わっていた。2020年は飛散量が少なかったね。

いつの間にか終わっていた花粉シーズン

昨年、あきらかに目がかゆくなったり、鼻水が止まらなかったりして、自分にも花粉症の症状が出始めました。

これからは春になれば、マスクや目薬をして、鼻が荒れないように高級ティッシュを使うんだなと思ってました。

2020年は花粉の飛散のピークも早く量も少なかったし、新型コロナウイルスの影響で、ずっとマスクしている事態でした。

症状があったようななかったような、辛い!と感じる時は無かったです。

誰もほとんど話題にすることなく、2020年の花粉シーズンは終わっていましたね。

 

花粉の飛散量が少なかったワケ

暖冬の影響で花粉の飛散量が少なかったと思いがちですが、そうではないとのこと。

日本気象協会の広報担当者によれば、「花粉が少ない原因は、19年の夏(6月~8月)にある」という。

花粉の元となる植物の育成には、前年「夏」の気象条件が大きく関わる。

この時期の気温が高く、降水量が少なく、日照時間が多い場合には翌春の花粉飛散量が多くなるそうです。

 

19年の夏というと

19年の夏はというと、6月は平年並み、7月は平均より低く冷夏、8月は「かなり」高温といった感じでした。

7月の気温が低く、梅雨前線の活動が活発で梅雨の期間が長かったです。その為、降水量が平年より多くなり、日照不足にもなりました。

19年の夏は、花粉飛散量が多くなる環境の、正反対の気象条件だったと言えます。

 

暖冬は少し影響あり

それでも、暖冬の影響は少なからず有り、休眠打破できた木とできなかった木がありました。

一斉に飛散することなく、明瞭なピークが現れなかったことにあるそうです。

休眠打破とは
桜は夏に翌春咲く花芽を形成する。いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めること。その後の気温上昇と共に花芽は成長して開花に至る。冬暖かすぎると春先の気温が高くても開花が遅れることがある。桜の開花予報の大きなポイント。
(饒村曜 和歌山気象台長 / 2007年)

 

2020年の夏はどうなる

2020年の夏は平年より暑いという予想。

梅雨の時期の降水量は平年並みか多い見込みだそうです。

蒸し暑くなり、厳しい日々が多そうで、今からイヤになっちゃいます。

6~8月の天候を受けて、2021年の春は花粉が多そうだなと思うんでしょうね。

やっぱり涼しかった!ってなればいいのですが。

では、また次回。