「マンガ死ぬこと以外かすり傷」を読んだ感想。

箕輪厚介さんの「マンガ死ぬこと以外かすり傷」を読みました。

なぜマンガ版なのかというと、本屋で目に付いただけで深い意味はないです。

そして「死ぬこと以外かすり傷」というタイトルに、自分が何かを求めていたから。

読む前と後では印象が変わりましたが、面白かったです。

たまたま気が向いて手に取っただけでしたけど、マンガ版じゃないほうにしたらよかったです。

 

読む前は、「何かしたって死ぬわけじゃないから色々なことやろう」的なことなのだろうと思っていました。

そういう勇気づけられることを求め期待して購入しましたが、読み始めからだいぶ違いました(笑)

熱狂や楽しこと・好きなことに狂気になるくらい身を任せるといった感じ。

圧倒的な熱量とスピードで膨大な作業をこなしているから、今があるんだなと。

 

私は、箕輪厚介という人物をTVのコメンテーターとして見かけたり、YouTubeの出演番組で半分酔っ払いながら話す豪快な人、という印象でした。

編集者としてのとてつもない働きぶりが読めて、豪快な物言いだけじゃないんだなと印象もだいぶ変わりました。

「オレはお前らが寝ている間も働いている。誰よりも量をこなしてきた。舐めるなよ」と、確かな感覚が手に残っていれば、胸を張って戦える。量だけは裏切らない。誰よりも動け。

ただ書きたいことを毎日書いているだけの自分には、これがだいぶ刺さりました。

熱狂するくらいブログを書いているわけじゃないし、今日はこれくらいでいいかと、自分の中で限界を勝手に作ったりしてる。

このままの状態でブログ続けていても、何も変わらないわけではないが、かなりの時間を必要とするだろう。

書きたいことを書いて、まずは文章を書くことに慣れるという準備段階なんだって言い訳しているのかもしれない。

何か慰めを求めていた自分に「お前はまだ何もやっていない」と強烈な一撃をくれた本でした。

では、また次回。