ひとり言

哲学に触れてみた。「史上最強の哲学入門」(飲茶)感想

 

真理に殉じた最強の論客ソクラテス、近代哲学の偉大なる父デカルト、神を殺した狂気の超人ニーチェ……強者の論を踏み台に、さらなる強者が出現する。そう、哲学の歴史はまさに闘い!!偉大なる哲学者たちが繰り広げてきた、頭脳と頭脳の闘いの歴史を、驚異的な嚙み砕き方でわかりやすく紹介。最強の哲学入門書、降臨!!

引用:史上最強の哲学入門 表紙裏より

 

哲学者の名前は聞いたことがあるものの、具体的にどうといわれると説明できないわけで、世界史とかもっと勉強しておけばよかったと思えるくらい分かり易い内容。

私が考えそうなことは先人たちもとっくに考えているし、自分に近い考え方もあれば違う切り口の考え方もあって、視野が広がり頭の中が活性化してきて面白い。

「国家」の真理、神様(宗教)の真理と読み進んでいくと、最近行われた選挙のこととか世間を騒がせている宗教などタイムリーに考えさせることもあり、人間って変わらんなぁとか、日本は考えていたより終わってるかもしれないと思ったりして色々と考えさせられます。

 

何度も読み返して今を考えたり、今の時代の考え方とすり合わせてみたり、1人で考えるだけなら楽しく時間を過ごせそう。飲茶さんの他の著書や、興味を持った哲学者の言葉や著書を追ってみたいですね。

では、また次回。