ひとり言

食用菊かきのもとをいただいたので下処理して食べる

親戚から野菜をたくさんいただきました。

その中に食用菊かきのもとが袋いっぱいに入っていたので、早く下処理をして冷凍しなければならないということで、その慌ただしい過程です。

 

下処理をします

画像はたくさんあるように見えませんが、たくさんあります。

花の奥に土や虫が入っていることがあるので、本来ならボウルに水をはり、その中でやさしく押すようにしてゆすぎ洗いすることをオススメします。

 

今回は量が多すぎるのでいちいち洗っていられません。どうせ鍋に入れて茹でるし、食べるのは私たち家族だけだしということで、とにかくガクをどんどん取っていきます。

 

ガクを取る

花びらを軽く持ち、ガクを親指と人差し指で挟むようにつかんで、ぐるっと回すようにひっぱって花びらから外します。

花の中央の花びらは苦みが強いものがあるそうです。私はそんなに気にしたことありません。(酢を利かせるし)

 

ガクを取りました。

 

ガクを取った花びらをどんどん入れていきます。

 

1時間半ほどかけてようやく終了。

終盤、少しげんなりしたけど、たくさんいただけてありがたい。今年はもう買わなくて済みました。

 

灰汁(あく)に注意

フキなど山菜を下処理するときに灰汁(あく)が付いて、手が茶色や黒くなったりします。

食用菊のガク外しも指が汚れるので、気になる人はビニール手袋をして処理するほうがいいでしょう。

 

一般的なハンドソープや石鹸では、この灰汁は中々落ちません。

お酢を使うと汚れが落ちやすいそうです。

 

サッと茹でる

沸騰させたお湯の中に少量の酢を入れ、花びらをサッと茹でる。

酢を入れて茹でると色づきよく仕上がります。

茹で時間の目安は、鍋に投入したら箸で5回くらいかき混ぜるだけでいいです。茹ですぎるとシャキシャキ感がなくなってぐちゃっとするので、サッとで十分なのです。

 

どんどんどんどん茹でる。

菊の量が多すぎる。1度お湯を入れ替えてひたすら茹でていきます。

 

冷水にさらして、ザルに上げ、きつく絞りすぎないよう軽く水気をきります。

大半の人はおそらく、あれだけ花びらがあったのにこれっぽっちにしかならないのかと、少し寂しくなるものですが、今回は元の量が尋常じゃなかったので少ない感じが全くしません。

そして大量の菊を茹でることに気がいってしまい、酢を入れ忘れました……。色がちょっと悪いですが仕方ない。

 

数日では使い切れないので、ラップなどで包み小分けにして冷凍保存します。

 

食べる

酢、砂糖(うちはハチミツ)で味付けをし、おひたしでいただいています。好みでその他の野菜やきのこと和えたりするのもいいでしょう。酢醤油、だし醤油でもいいですね。

色と香りを楽しみ、シャキシャキを感じながらさっぱりといただきます。

 

 

では、また次回。