ひとり言

一歩間違えるとハマっていたかもしれない宗教

カルト的な宗教が話題になっているけど、我が家はハマらずに過ごせています。

お墓や仏壇があってお寺と付き合いがあるので無宗教というわけじゃないけど、世間的?というか形式的に祀っているというか。

個人的には神はいないというか信心深くはないです。物語上で神々にまつわる話を読んだり知るのは好きだけど、神が個人に干渉してくるかというと違うよなって。人々が選んだ行動が交わって幸不幸、様々な結果が起きてるんじゃないかな?テキトウにいってます。

 

親父はよくわかりませんが、母は信心深いというか神頼み的なことを好んでいます。今思うとというか今でも怪しいと思っている物を買ったことがあって、それが浄水器。

全く知らないメーカーのもので、20年ほど前に親父が最初の胃がんを患った時に、母が知り合いから勧められて買ったんです。その人も大腸がんの手術をしており、経過がよかったからとかなんとか言われたらしいのだけど、私は胡散臭いなとしか思えませんでした。

 

カルキ臭くないのか、キレイなのか、美味いのかどうかはさっぱりわかりません。機械の中のフィルターを通しているから良さそうに感じるだけでしょう。フィルター交換で1万円ほど払うし、見合うほどの効果はないだろうなぁとは思うわけです。

何でもいいから体に良さそうなことを試し手を尽くしたいという気持ちはわからないでもありません。その人がうちに心配をして自分でも使っている浄水器を勧めてくれたのでしょうし、私がそういう得体のしれないことを信じてないだけでしょう。

むしろ浄水器だけで済んでよかったのかもしれません。それこそ別な誰かにツボだったり妙な仏具を買わされて宗教にハマる可能性もあったんじゃないかと思ったわけです。

 

この水のおかげで親父が生きていると思えば、年1万いくらかは高くはないと母は言うけど、浄水器を勧めた人は大腸がんが再発して亡くなったそうです。親父も胃がんが再発し全摘、去年に喉頭がんも患ったので、水の効果ある?と思わずにはいられません。

生死の境目を水が分けたと思えるかどうかは人それぞれでしょう。私は思わない派ってだけなので、フィルター交換の際にはいつもちょっとイヤな顔をしています。

では、また次回。