ひとり言

たんこぶができると何かと気になってしまう

頭を洗いながら、なんかおでこが痛くて吹き出物でもできたかなと思ったけど、昨日の雨漏りチェックで納屋をうろうろしていたときに額を打ちつけたものでした。

納屋といっても少し広い屋根裏みたいなものなので、屋根を支える梁(はり)が肩くらいの位置にあり、立ち上がった際に「ゴッ」と当たってしまいました。気を付けてはいたのですが、床拭いたりバケツ置いたり、考えごとしながら振り向きざまに立ち上がれば注意不足で当たるってものです。

 

たんこぶができることなんて滅多にないから、「これがあのウワサに聞く強く頭を打つとできるたんこぶか」と妙にうれしくて何度かさすってみたり(当然痛い)。そして、たんこぶって何?と調べてみたりしてね。子どもの頃はできても痛い早く治れくらいにしか思いませんでしたし。

 

たんこぶの中身は血液や血漿(けっしょう)で、打撲によって皮膚の中の血管が破れたものの皮膚には傷がつかず破れなかったため内出血を起こしている状態。正確には「皮下血腫」と呼ぶそうです。

通常の内出血は、血管から溢れた血液が皮膚の下ににじんで広がりあざとなるけど、頭部の皮膚の下はすぐ頭蓋骨なので、溜まった血液が内側に広がれずに外側に向かい盛り上がったものがたんこぶで「血腫」といいます。

頭や額、ときにはすねなど、皮膚のすぐ下に骨がある部分に血腫はできやすく、こういった部分はちょっとぶつけただけで骨にもあたりとても痛い。

 

横に3センチくらい伸びた赤い痕と腫れをさすりながら、そんなに意外な話でもなかったと思ったり……。

たんこぶはまだまだ痛い。

では、また次回。