ひとり言

今まで「腕立て伏せかけ」でした。正しい腕立て伏せとは?

プッシュアップバーを使ってさえいれば、しっかりできていると思っていました。

30回なんて余裕で、40・50回もがんばれば出来るようになってきたと、自分なりの手ごたえがあったけど、どうやらやり方が間違っていたみたい。

私のやり方は、胸が床につかない「腕立て伏せかけ」でした。

 

正しい「腕立て伏せ」とは

 

筋肉関係(?)の動画を見るようになって、正しい筋トレのやり方を意識するようになりました。

動画で教えてくれる方は、筋肉体操でおなじみの近畿大学生物理工学部准教授・谷本道哉氏。

谷本氏によると、「胸が床に触れるまで伏せる」が正しい腕立て伏せのやり方で、胸が着かない動きは「腕立て伏せかけ」だといいます。

 

上体を真っすぐに保ち、丁寧な動きで胸を床に着けるまでおろす。

「立て」と「伏せ」がしっかりできていれば、回数をこなすだけの「腕立て伏せかけ」より効果が出ます。

自重トレーニングは回数をこなしたくて、正しいやり方にならずごまかした動きになりがちです。

正しいやり方に工夫・改善することで、自重でもしっかり負荷をかけられるトレーニングになるとのこと。

 

しっかり伏せると確かにキツイ

というわけで、プッシュアップバーを使い、床を胸に着くくらい「伏せ」を意識して腕立て伏せをしたところ……今までの30回とは負荷が違う。

廊下が寒いので、早く済まそうと動きが緩慢だったのでしょうね、「立て」と「伏せ」をしっかりすることがここまで大事だったとは驚きです。

しっかり負荷がかかっていれば体も温まってくるので、寒さは気にならずなんだか楽しくなってきます。

正しい姿勢の腕立て伏せはプランクも兼ねるので、腹筋にも効果があります。プランクプッシュアップというやり方もあるそうです。

 

やった回数が多いほど、自分なりにがんばったなと錯覚をしがちですけど、それ以上に正しいやり方が大切なのですね。

質の低い100回より、質の高い10回を積み重ねて効率よく筋肉をつけましょう。

では、また次回。