ひとり言

スウェーデンの状況を在住の人から聞く。実は集団免疫の獲得に成功している?

以前、といっても3ヶ月経ちます。

この時は、スウェーデンで集団免疫を獲得するための目標数値には届かず失敗に終わった、と書きました。

スウェーデン、新型コロナの独自路線を反省 日本経済新聞 独自路線で、集団免疫の獲得を目指していたスウェーデン。 しかし、首都ストックホルムの住民を対象に行...

だけど、別記事によるとスウェーデンは集団免疫の獲得に成功したと推測されると、スウェーデン公衆衛生局が記者会見を行ったそうです。

7月17日、スウェーデン公衆衛生局が行った記者会見によれば、首都ストックホルムにおける住民の新型コロナ抗体獲得率が17.5%~20%に達し、さらに、「T細胞」を介した免疫とあわせると、40%近くが免疫を獲得していると推定されるとし、集団免疫はほぼ達成されたという。
集団免疫の獲得には、一般に人口の60~70%の感染が必要と言われていたが、ストックホルム大学では、5月頃から「40~45%で十分ではないか」という予測が出されていた。
病原体に感染したとき、免疫担当のリンパ球「T細胞」がその病原体と戦って、情報を記憶することで抗体を持つ。これを「獲得免疫」という。集団免疫は、当初はこの「獲得免疫」を前提としていたが、研究の結果、過去に従来のカゼを引き起こすコロナウイルスに感染して、その情報を記憶した「T細胞」が、今回の新型コロナウイルスに対しても有効に働いているケースがあるとわかってきたのだ。これを「交差免疫」という。
世界3大科学誌のひとつ、アメリカの『セル』誌に掲載された論文では、新型コロナの流行前に採取して、保存していた血液を調べたところ、半数の人から新型コロナに反応する「T細胞」が検出されたことが明らかにされてもいる。

DAGENS NYHETER.幻冬舎Plusから引用

ようするに、従来のカゼからの情報を記憶した「T細胞」が新型コロナウイルスにも有効に働いているよってこと。

 

いわゆる「カゼ」(かぜ症候群)の原因となるウイルスは約200種類くらいあって、しかもその形状を一定の期間で変えるので、常に新しいウイルスの危険にさらされているということになります。

「カゼに効く薬を発明すればノーベル賞」という言葉を聞いたことある人もいるかもしれません。

200種類あってさらに変化してとなると、人間の免疫機構がいくら優秀でも追いつかないからなんですね。

コロナウイルスもその200種類の中の1つ。

今回はコロナウイルスの新型ってことなので、従来のコロナウイルスの情報が新型にも有効であるというわけです。

結局は、免疫力の低下を防ぐか、免疫力を上げることが1番いいですね。

抗体がなくても、強いT細胞反応によってウイルスに対する免疫を築けるというわけです。

 

上記の話を、スウェーデンに住んでいる人がYouTubeで話してくれているので、なるほど納得なわけでした。

これを知らなかったら、私の中ではスウェーデンは独自路線のまま集団免疫を獲得できなくて、重症者・死者数が伸びているのかなと、未だに思っていたことでしょう。

数字の上でも、重症者数、死者数は収束していることはしっかり表れています。

つまるところ、バランスの良い食事、睡眠不足にならない、うがい手洗いを続けていくことに変わりはないんですね。

では、また次回。