ひとり言

地方の路線バスは大きすぎるのかも

県内のバス会社の1つがコロナ禍で利用者が激減して赤字の見込みということで、財政的な緊急支援を受けるそうです。

公共交通機関は無くせないので仕方ないけど、地方は自家用車がよく使われるし厳しい状況なのは前々から。高速バス事業など他事業の黒字を、路線バスの赤字の補填にあてている事業者は地方でもよくあることでしょう。

 

運転中、路線バスを見かけることはあるけど、2・3人乗っていたらいいほうな気がします。数十人乗れるサイズのバスだと「大きすぎじゃない?」と感じます。(私のいる地域が県の中心から離れているせいもある)

通勤や通学の時間帯は利用者が多いでしょうし、時間帯別の利用者のデータは出ているはずなので、時間帯別に適切な大きさのバスに変えられないものか。

利用者の少ない時間帯は、7~10人程度乗ることができるジャンボタクシーサイズで十分だったりしないかな。

 

コロナ禍が落ち着いてどれくらいバスの利用者が戻るのか、運転免許を返納した高齢者の足やガソリン代の高騰を懸念して利用者が逆に増えるのか、今は見極めが難しいタイミングではあるけど、路線バスの赤字の構造的な問題は解決しなければなりません。

ただ補助してもらうだけではなく、人口減少の時代に合った事業モデルを探る努力が求められています。

では、また次回。