ひとり言

作業工程を見ながら職人さんに尊敬の眼差しを向ける

向かいの空き地で建設中の建売住宅がそろそろ完成間近。

家自体はおそらく完成していて、先日その家の前のスペースにコンクリートを流し込み平らに仕上げていました。

向かいなので、窓から作業がよく見えます。

大変そうとかすごいなと思ったり、どんなやり方なのかを見たりと案外飽きないものです。

 

この時期は天気もぐずつきやすく、作業するタイミングがなかなか無かったようで、晴れた日を見計らい一気に作業を終わらせていました。

午前中にコンクリート入れて、金鏝(かなごて)などを使い平らに仕上げ、日中は大型の扇風機を並べて乾かし、夕方過ぎに最終チェックをしていて、怒涛の作業工程に見えます。

翌日以降は雨予報でしたし、悠長に構えてられないのでしょう。

 

18時前だと周囲も暗いので、ライトを照らし金鏝を持って仕上げとチェックしている姿を見ていると、暖かい缶コーヒーを差し入れしたくなる衝動が湧きます。

全く関係ない向かいの家の人が、いきなり差し入れにきたらかなり怖がられるので、思うだけで留めますが。

 

職人さんの仕事って、見ていていつもすごいなぁと感嘆するばかりです。

何年か前に大工のアシスタント的なサポートの仕事をしたことがあるけど、作業しながらいつもドキドキしていた覚えがあります。

私が断熱材入れて大丈夫?私がビス打ちしたところはしっかり止まっているかなど、キチンとやっているつもりでも、なんだか不安でしかたなかった。

そりゃあ最後に親方がチェックするから大丈夫に決まっているし、インパクトドライバーなど用具が頼りになりますから私の能力どうのは問題ではありません。

当然、作業効率を上げるためにコツをつかむ必要はあるけど、あまり上手くならなかったな。

 

そんな感じで数ヶ月かじっただけの経験則でしか職人を語れませんけど、やっぱり大変だけどすごいなぁと思いながら眺めていたわけです。

この建売住宅は2,000万まではいかないけど、そこそこする販売価格になります。

売れるかな?

でも、しっかり作ってありますよ。

では、また次回。