ひとり言

いつから他人に話せる病気に変わったか

一昨日だったか母の知り合いから電話があり、要約すると「陽性になったので気をつけてください」という注意喚起の話でした。(うちが濃厚接触者ではない)

息子さんが罹り、濃厚接触者である知り合いも陽性になり、症状は熱、唾液が飲み込みづらい強いのどの痛みと体の痛み(腰)だそうです。

 

今日その陽性の話を思い返しふと気づいたことがあって、いつの間に罹ったことを(職場関係者などを除いた)他人に話せる病気になっているなと思いました。

地方在住だし、いうほど感染拡大を実感していなかったので、私が鈍いのだろうとは思っています。3~5波で多くの感染者を出したところは、既に「罹った」と言える空気があったのかもしれません。

 

最初期はものすごかったよね、地方は特に。魔女狩り、村八分、排斥しようとする雰囲気がたまらなくきつかった。

噂だけ先行している場合も多かった。友人の働いている職場の同僚が市内初の感染者だったんだけど、していないのに引っ越しをしたことになっていたそうで、噂の無責任さと怖さを感じました。「○○さん、□□に居ることになってますよ」と、笑い話になったようです。

そんなクソみたいな状況と比べたら、今はかなり許容されていると思う。明日は我が身だし、自分がいつ罹ってもおかしくない、軽症が軽いものと勘違いされがちだけど、危険が少し遠ざかった気がします。

 

第6波が収まると、いよいよ5類感染症にするかどうかの議論が加速しそう。

定着しつつあった、いつものマスクや手洗いで感染が拡がっているところをみると、インフルエンザと同じくらいというのも少し違う気がするけど……。

では、また次回。