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「キットカットミニ」1枚の重さが元に戻った 1年前は減量…背景を探ると
チョコレート菓子「キットカットミニ」が増量される。「キットカット」シリーズの主力製品で、2021年9月13日からのリニューアル発売に伴う変更だ。実は「キットカットミニ」は、20年9月のリニューアルで1枚あたりの重量が減っていた。1年前は減量、今回は増量。何があったのか。11.6グラム→9.9グラム→11.6グラムJ-CASTトレンドが2020年10月6日に重量減を報じた際、メーカーのネスレ日本広報
「ちょっと大きくなってリニューアル！」とあり増量感を出しているけど、実際のところは減量したサイズを戻しただけです。
去年10月に、1枚当たりの重量が11.6gから9.9gに減り、1袋の内容量は14枚から15枚に1枚増えたものの、総重量は162.4gから148.5gと減りました。
減量したものを元に戻した。つまりスタンダードなキットカットミニの場合はこうです。
- 1枚当たりの重量が、11.6g→9.9g→11.6g
- 1袋枚数が、14枚→15枚→14枚
- 総重量が、162.4g→148.5g→162.4g
去年の減量は、カロリーが気になる人でも気軽に食べられるよう「1枚当たりのサイズを1口サイズに変更した」とのことでした。
今回は、在宅時間が増えたことによる家庭内消費量が増加したことに伴い、「1枚あたりの満足感の向上」を狙ったのだそうです。
いろいろなものが値上がるご時世、販売価格を上げない増量なので、元に戻っただけだといわずに素直に喜びましょうか。
私個人で買う機会は減ったけど、母は食べたい時に買う人だから価格や量を気にしません。なので減ったことも増えたことも気づいてないんじゃないかな。
では、また次回。
